
公取委によるGoogleへの排除措置命令について
noteに「公取委によるGoogleへの排除措置命令について」を掲載しました。
プレスリリースが出て数時間で書いたので、外縁的な説明となっていますが、ご笑覧ください。以下、noteには書いていない点です。
余滴
公正取引委員会は、公式のX(旧Twitter)を通じて、広報を行っています。命令や確約認定などを行うとその旨がツイートされます。今回のGoogleの件もすぐにツイートされました(こちら)。通常、日本語のみの発信ですが、今回は英語による発信も行われました。普段は行われないので、そういう面でも公正取引委員会が世界にアピールしようとしているのかと思います。
上記英語による発信は、公正取引委員会の英語版HP内の本件プレスリリースに繋がっています。通常、日本語による発表の後、英訳作業に入るのでしょう、少なくとも同日に英語版が掲載されることはほとんどないと思います。今回は、英語による公式発表が日本語と同日(同時?)にされました。
事件とは直接には関係ありませんが、こうしたところからも本件に対する公正取引委員会の力の入れ具合が推察されます。英語版があることで、全世界の人々(主に世界の競争当局関係者)に発信することができますからね。
